カンボジアにはiPhoneのSIMロック解除をしてくれる店があります。
ですから、日本で使っているiPhoneはSIMロック解除ができるのですが、でも、ここでしてくれるSIMロック解除は結局下駄を履かせてくれるだけなんです。
下駄というのはSIMのトレーにSIMと一緒に差し込むロック解除の基板のことです。
下駄には、たとえば、GPPとかGEVEYとかHEICARDとかKINGMOBILEとかいろんな商品があります。
このSIMロック解除屋さんを利用すれば、日本のiPhoneもちゃんと使えます。
でも、この方式は注意点がまず1つ、SIMロック解除用の下駄について、iPhoneにはBB(ベースバンド=モデムファームウェア)というバージョンがあるのですが、これが高くなるとSIMロック解除の状態を保てなくなってしまいます。このBBはiPhoneのアップデートとともに上がっていってしまうので、iPhoneのアップデートをかけているうちに急にSIMロックがかかってしまうなんてこともあるので、注意です。
いずれにしても、ロックのかかったiPhoneをここカンボジアに持ってきて、解除できれば一応電話かけることもSMSもMMSも送れるようになります。
しかし、これも懸念点が、、
iPhone4sをここでGPPの下駄でSIMロックを解除して使われている方がいて、この彼女はmetfoneという携帯キャリアーのSIMカードを手に入れて差し込んで使うことができていました。しかし、そのSIMカードにチャージをしようとするとチャージができない!?
ここで、SIMカードにチャージをする場合大体どのキャリアーも道端で売っている該当キャリアーのスクラッチカードみたいなものを買って、そこに書かれている番号を「*・・・・・#」っという感じでiPhoneに入力するとチャージが出来るのですが、SIMロック解除したiPhoneではできないのです。
多分ですが、*・・・・・#の入力を受け付けることができないのでしょう。
日本で発売しているiPhoneはSIMロックがかかっているばかりでなく、iPhone本来の機能も削り落とされているのです。たとえば、テザリング(Personal HotSpot)は日本購入のiPhoneでは普通にはできないように機能が削られています。
だから、本来備わっている*・・・・・#の入力を受け付ける機能が日本製のiPhoneには削られているのではないでしょうか?
その理由に、metfoneには*096#で自分のチャージを確かめることができるのですが、彼女の日本製iPhoneではこのチャージも確かめることができないけれど、私の完全SIMフリーのiPhoneではOKなんです。
ですから、彼女の場合はSIMカードにチャージするたびにiPhoneからSIMを抜き取って、それを普通の現地ガラケーに入れて、スクラッチカードの*・・・・・#を入力して、それをもう一度iPhoneに戻すっということをしなくてはいけない。
もしくは、Wingっという上りのたった看板がカンボジア各所にあるのでその店にスクラッチカードを持って行ってチャージしてもらうことも出来るようです。
ちょっと面倒ですね。
2015/5から日本ではSIMロック解除が各キャリアーに義務付けられています。
もしかしたら、こちらで頑張って下駄を履かせてSIMロック解除するよりか、日本でSIMロック解除を正規にしてもらったほうがいいのかもっとも思います。
日本で各キャリアーによるSIMロック解除はBBのバージョンも気にする必要がない、それに解除手数料も3,000円とけして高くはない。ちなみに、下駄によるSIMロック解除は$27ぐらいして費用的にもちょっと割高なぐらい。
でもでも、これも気になることが、例えばSOFTBANKのSIMロック解除についての条件は、このリンクなのですが、「SIMロック解除を行う製品を当社から購入し、現在ご利用中のお客さまに限り可能です(ご利用料金を滞納中の場合は受付できません)。」っという文言。
これって誰かから譲ってもらったロック付きの電話はSIMロック解除の受付しませんってことなんでしょうか?
っとにかく、SOFTBANK製のSIMロック付きのiPhoneでも、softbankショップに持って行って単純に「解除よろしく~」っではいけないみたいです。
要調査。
それに、SOFTBANKによるSIMロック解除はしてくれるとしても、*・・・・・#を受け付けてくれない問題になっている機能も回復してくれるとは限らない?ので、これでスッキリ解決とは行かないかも。
今度、日本に帰るときに実際に試してみたいと思います。
これも要調査。
なんか面倒くさいですね。。