概要
2015年7月1日よりEC-CUBE3がリリース。
今までのEC-CUBE2とは全く別物です。
システム上では、
フレームワークにSilexを採用。
Silex自体もSymfony2のフレームワークを用いて構築されています。
Symfony2とはMVC(Model View Control)パラダイムに従ったWebフレームワーク。
テンプレートエンジンにはSmartyに代わってTWIGが採用されています。
フォルダ構造について
[ルート]
├──app/
│ ├──cache/
│ ├──config/
│ ├──log/
│ ├──Plugin/
│ ├──template/
│ └──.htaccess
│
├──html/
│ ├──upload/
│ ├──plugin/
│ ├──template/
│ ├──user_data/
│ ├──.htaccess
│ ├──index.php
│ ├──index_dev.php
│ ├──install.php
│ └──robots.txt
│
├──src/
│ └──Eccube/
└──vendor/
・appフォルダ
EC-CUBEが動作していく上で生成されるデータが格納される。
・app/configフォルダ
インストール時の設定された情報を保存している。
・app/templateフォルダ
編集したTwigファイルが格納される。
・htmlフォルダ
公開される部分のルートディレクトリ。
・html/pluginフォルダ
プラグインで利用するアセットが保存される。
※アセットとは、直訳で財産のこと。元ファイルっというか。そんなこと。。
・html/template
画像やCSS、Javascriptを格納する。
・html/upload
画面操作からアップロードされるファイル(画像ファイルなど)
・html/user_data
新規ブロックや新規ページ作成時に作成したファイルが配置される。
・html/.htaccess
mod_rewriteを利用するために設定などが記述されている
・html/index.php
ページ表示の起点となる部分
・html/index_dev.php
デバッグ用のindex.php
・src
srcフォルダ内のEccubeフォルダにEC-CUBE3の本体が格納されているEC-CUBEをカスタマイズする際にはこの中身のファイルを編集する。
・vendor
SilexやTwingといったライブラリのソースが格納されているフォルダ。
デバッグモードの設定
EC-CUBE2までの時は、パラメーター管理からDEBUG_MODEをtrueにしてしまえば一発でデバッグモードにできたんですけど。
/html/index_dev.php
でデフォルトにはデバッグモードが有効になっている
1 2 |
// debug enable. $app['debug'] = true; |
これをデバッグモードにさせるには↓
1 2 |
// debug enable. $app['debug'] = false; |
にすればデバッグモードはOFFになります。